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知多半島を名古屋コーチン卵の一大産地にする

有限会社ヤマト養鶏場は古くから養鶏の盛んな愛知県常滑市で、半世紀以上にわたり養鶏業を営んでまいりました。現在では採卵部門として成鶏20万羽、卵用名古屋コーチンを1万羽飼養しております。また、育成部門として年間25万羽の雛を育成し自社農場の導入のほか、県内外の養鶏農家に出荷しております。そのうち卵用名古屋コーチンは3万羽育成しており、全国で育成される雛の約35%を占めております。

名古屋コーチンとの出会いは今から20年ほど前、卵の直売を中心に営んでいた農家から雛の育成を依頼させたのが始まりでした。
当時は県も卵用名古屋コーチンの育種改良に本格的に取り始めた頃でした。

弊社が名古屋コーチン卵の生産を本格的に始めたのは平成22年に所属する知多養鶏農業協同組合の有志で立ち上げた「ごんの会」に参加した時でした。
知多半島を名古屋コーチン卵の一大産地にする目的で設立された「ごんの会」は、資源循環型農業を軸に飼料米の導入カラーファン、サルモネラワクチン接種、指定配など規約に準じた生産をはかり全てのお客様に安定供給を目指したものです。
その後、県内はもとより関東、関西でのイベントや商談会にも積極的に参加し、現在では共通ブランド「ごんのたまご」は広く知られる様になりました。また、名古屋コーチン卵の生産については「ごんの会」をはじめとする知多半島の農家で県内の約50%をしめるまでになりました。この間、行政をはじめとする関係者の方々には多大なるご尽力を頂き厚く御礼を申し上げます。
一見順風満帆の様に見えますが、希少価値である名古屋コーチンには課題も多く残っています。若い後継者達が「夢のある養鶏」が実現できる様に、今後仲間と共に一つ一つ乗り越えながら、名古屋コーチン卵に懸ける想いを知多半島から全国に発信し続けたいと考えています。